取引履歴を振り返るポイント
勝率だけで終わらせず、通知・注文・確定収支をつなげて検証する方法。
通知件数、受付件数、確定件数は別々に数えると、改善する場所が見えてきます。
まず3種類の記録を分ける
MT4から届いた通知、APIへ送った注文、判定後の確定結果を分けて確認します。通知が10件あっても、10件すべてが注文・確定するとは限りません。見送りや拒否の理由を含めることで、検知側と注文側のどちらを確認すべきか判断しやすくなります。
集計の前に同じ条件をそろえる
デモ/リアル、機能、銘柄、設定、期間をそろえます。途中で設定を変えたら、変更前後のグループを分けてください。件数が少ないグループを、件数の多いグループと同じ確かさで評価しないことも大切です。
| 記録 | 確認する内容 |
|---|---|
| 通知件数 | 連携元の検知が届いているか |
| 受付件数 | 通知のうち実際に注文が受け付けられた数 |
| 見送り・拒否 | 条件、期限、API応答などの理由 |
| 確定件数・収支 | 払戻照合が完了した取引と純損益 |
勝率と純損益を一緒に見る
同じ勝率でも、取引金額や払戻条件が違えば純損益は変わります。勝った回数だけで評価せず、支払額と払戻額の差を確認しましょう。金額を変更した期間も混ぜないほうが比較しやすくなります。
例えば説明用の仮定として、毎回1,000円、成立時の元本込み払戻1,800円、不成立時0円なら、10回中6回成立で支払総額10,000円、払戻総額10,800円、差額は800円です。この例は実際の商品条件や将来の結果を示しません。
未確定の取引を締め集計に混ぜない
NEXUSの確定収支は、払戻の照合が完了した取引に基づきます。取引中の表示と確定済みの表示を区別し、集計時刻をメモしておきましょう。後から照合が進んだ場合は、その時点で集計を更新します。
CSVから次の確認項目を一つ選ぶ
履歴をCSVに出力し、機能や期間ごとに整理します。次に変える設定は一つに絞り、「アラート文字列の対応」「予約時刻の設定」など確認したい点を決めてから再検証します。成功した期間だけを残さず、変更前の履歴も保管しておくと比較の根拠になります。
本記事は一般的な仕組み・操作の説明です。取引の推奨や利益の保証を行うものではありません。